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【2回戦】vs 滑川
全国制覇【特別記事】:第38回全国高等学校野球選手権大会

第38回 全国高等学校野球選手権大会 vs 滑川

1956/8/16  2回戦
甲子園球場
vs 滑川(富山)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
滑川 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 2
平安 0 0 0 0 0 0 0 1 x 1 6 1
滑川:藤縄―相山
平安:岩井―赤田

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平安一方的な攻撃 滑川八回に無念の一失
ロースコアの試合も、終始平安のペースで試合は動いていた。
平安岩井投手はシュートと大きなドロップを武器に、滑川を五回まで無安打に抑える好投。滑川藤縄も伸び上がるような特異な投球フォームからキレのよいドロップを決め、再三のピンチを凌ぎ平安の先攻を許さなかった。

平安は毎回のようにランナーを出し、完全に試合の主導権を握っていたが点が入らず、特に三、六回の好機を活かせなかった。
三回、平安は無死満塁の好機にスクイズと見せて強打。これが投ゴロとなり併殺。後続も討ち取られ点が入らず。
六回は一死一、三塁の場面で三塁ランナーと打者のスクイズサインが合わず、三塁ランナーが三本間に挟まれ挟殺。その後、打者も三振に討ち取られここでも好機を活かせなかった。

平安が決勝点を挙げたのは相手のエラーからであった。
八回二死二塁、4番岩井の打球は遊正面のゴロとなり、これを遊撃手民谷が落球。直ぐさま一塁へ送球するも送球が乱れ一塁手好田がミットの先にあてて後逸する間に2塁ランナー川口が生還し、かろうじて幸運な決勝点をあげた。

平安岩井は三塁を踏ませない好投で、平安の勝利は当然といえばそれまでだが、滑川も再三のピンチを背負いながらの1失点は賞賛に価する。


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