第95回記念選抜高等学校野球大会　2023年（令和5年） ｜龍谷大平安硬式野球部応援サイト ～ALL 平安～ 目指せ全国制覇！！

龍谷大平安元エース・川口知哉コーチが甲子園帰還「ここで野球してたんやな…と」
　＜センバツ高校野球：龍谷大平安－長崎日大＞◇21日◇2回戦
1997年夏の甲子園準優勝投手の龍谷大平安・川口知哉さん（43）が、母校のコーチとして甲子園に戻ってきた。第1試合が終わり、原田英彦監督（62）や後輩ナインと一塁側アルプススタンド横からグラウンドへ。懐かしいグラウンドを踏みしめ、後輩のウオーミングアップを見守った。さらに外野手へのノックも行い、試合前練習終了時までチームに付き添った。
97年夏に準優勝まで平安（当時）を導き、オリックスでプロ野球の世界へ。その後は女子プロ野球の指導者を経て、昨年4月に母校の常勤コーチに就任した。「ああ…こういうところやった。ここで野球してたんやな…と懐かしかったです」と18歳の夏を振り返った川口コーチ。ただ「開会式や校歌を聴いたときには涙ぐみそうになりましたが、今日はちょっとそういう気持ちとは違っていた。感動は自分のこと。もう戦闘モードに入っていた、ということですね」と、甲子園と再会した感慨には一区切りつけ、後輩とともに試合に臨むモードに突入。スタンドから試合を見守った。

【日刊スポーツ】(2023/03/21)

執念の逆転勝ち！センバツ出場3大会連続初戦突破
「選抜高校野球・2回戦、龍谷大平安4-3長崎日大」（21日、甲子園球場）
　4年ぶり42度目出場の龍谷大平安（京都）が劣勢の七回、2死から5連打で4点を奪って逆転勝ちした。センバツ出場3大会連続初戦突破となった。
　長崎日大（長崎）は1-1の七回、2死二、三塁から重盗を仕かけ、三塁走者が本塁を陥れ勝ち越し。さらに広田樹大投手（3年）が右翼へ適時打を放ち3-1と2点リードを奪った。
　しかし龍谷大平安はその裏、2死から2連打で一、三塁とすると、相手投手・広田の暴投で三塁走者が生還し1点差。さらに代打・松井駿汰内野手（3年）の左越え適時二塁打で同点に追いつき、白石力翔外野手（3年）の右前適時打で逆転した。
【デイリースポーツ】(2023/03/21)

龍谷大平安・原田監督「本当にうれしい。これが甲子園」声出し解禁の応援に感謝
　龍谷大平安の原田英彦監督（６２）が３年半ぶりに解禁された声出し応援を大歓迎した。劣勢の中でアルプス席の応援団からは「怪しいボレロ」と呼ばれる同校の名応援曲もブラスバンド部によって奏でられ、球場に鳴り響いた。
　「やっぱりうれしいです。本当にうれしい。やっと高校野球が久しぶりに戻ってきた」と従来の応援スタイルの復活を心から喜んだ。「ベンチにいて、重低音が久々に響いてきた。これが甲子園です。やっぱりいいですよね」と穏やかな笑みを浮かべた。
　「全体的に見て、この３年、４年は寂しい甲子園だった。こうして学校、ファンの方もみんなが一つになれたのはすごくいい経験。学校のみんなが一生懸命、必死になってくれた」と感謝。野球部員に対しては「これだけのものを君たちは動かしている。夏にもう一回ここで、なお大きい声援を受けられるように頑張ろうと話をします」と奮起を促す考えだ。
　８強入りが懸かった試合は昨夏優勝校の仙台育英に完敗。「すべてに力が足りない。打線、それにチーム力。チーム内の競争が冬の間になかなかできなかった。各ポジションで競争をさせないといけない。そこに尽きます」と厳しい表情で夏に向けての課題を口にしていた。
【デイリースポーツ】(2023/03/28)

狙った初球「絶対に直球だ」　龍谷大平安・山口、九回に意地のアーチ
　龍谷大平安の主将山口翔梧（しょうご）が相手バッテリーの心理を読み切り、意地のアーチを描いた。6点を追う九回の先頭で打席へ。この回から登板した仙台育英の3番手・佐々木広太郎の大柄な体格を見て、「まっすぐに自信があるはず。絶対、直球で入ってくる」と予測。狙い通りに来た初球の低い135キロ直球をすくい上げ、左中間席にぎりぎり届かせた。「夏にもっと打てるようバットを振っていきます」
　●原田英彦監督（龍）　「力が足りないということ。相手投手がよかった。打てないし、なかなか連打も出ない。二塁が遠いんじゃないかと思うほどだった」

【朝日新聞】(2023/03/28)