【全国制覇】第38回全国高等学校野球選手権大会:【1回戦】vs 徳島商|龍谷大平安硬式野球部応援サイト ~ALL 平安~ 目指せ全国制覇!!

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【1回戦】vs 徳島商
全国制覇【特別記事】:第38回全国高等学校野球選手権大会

第38回 全国高等学校野球選手権大会 vs 徳島商

1956/8/12  1回戦
甲子園球場
vs 徳島商(徳島)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
徳島商 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0
平安 0 0 0 0 0 3 1 0 x 4 9 0
徳島商:山本―菊谷
平安:岩井―赤田

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北村(平安)、殊勲の満塁三塁打 平安徳島を堂々破る
1回戦の相手は富樫監督が”幻の甲子園”で決勝で敗れた、徳島商であった。
試合は、5回まで平安がやや優勢に試合を展開するものの、両校共に決定打が出ず両投手の睨み合いが続いていた。
試合が動き出したのは6回裏、平安の攻撃は2番藤川が四球で出ると3番川口がバント、4番岩井がレフトへのライナーヒットで繋げると、代打池上が四球を選び一死満塁とした。
この場面、スクイズも十分考えられたが、6番赤田は強攻策に出てあえなく三振。そして、続く北村も2-0と簡単に追い込まれてしまった。
スタンドからは「アア、またダメか。」と聞こえた次の瞬間、北村は三球目の高めに甘く入ったカーブを叩くと打球はグングン伸びて左中間を真っ二つ。スタンドは総立ちとなり、藤川・岩井・池上がニッコリ笑ってホームイン。
北村も三塁へ滑りこんで、殊勲の三塁打となった。
平安は次の7回にも1点を加え4-0と徳島商を破って、なんなく1回戦を突破した。

以下、3安打に抑えたエース岩井のようすを朝日新聞より抜粋。
徳島は北村の一打で敗れ去った感が深く、平安岩井の力投の前に完敗を決したが両チームの力量はまず互角といってよい。平安の岩井は本格的なピッチングであるうえ、一球としておろそかにしないところに一層彼の良さがあり、それにかなり力のあるドロップを巧みに配しての投球は北村の快打とともに平安を勝利へと導いたといえるだろう。


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