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全国制覇【特別記事】：第24回全国中等学校野球大会
1・大会概要トップ
2・【1回戦】vs 海草中
龍谷大平安硬式野球部応援サイト 3・【2回戦】vs 大分商
4・【準々決勝】vs 浅野中
5・【準決勝】vs 高崎商
6・【決勝】vs 岐阜商
7・エピローグ

龍谷大平安硬式野球部応援サイト全国中等学校野球大会　優勝
'38/8/141回戦海草中
（和歌山）		○6-5
'38/8/172回戦大分商
（大分）		○4-0
'38/8/183回戦浅野中
（神奈川）		○1-0
'38/8/19準決勝高崎商
（群馬）		○7-2
'38/8/21決勝岐阜商
（岐阜）		○2-1

第24回全国中等学校野球大会


大 会 期 間：1938年8月13日 - 8月21日
大会出場校：22校
参 加 校 数：633校

1938年当時、中国大陸における戦局は長期化し、夏の中等学校野球大会も戦時色の濃いものとなった。開会式では”愛国行進曲”をスタンドの観衆とともに合唱し、進軍ラッパで試合開始が告げられた。
スタンドには招待された傷痍軍人の姿が目立ち、試合中にも召集令状が来た観客を呼び出す場内放送も流れた。


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『練習中に声も出ない』入部当時は、そんなおとなしい部員達であった。
しかし、5年が経ち、すっかり一人前の選手に成長した彼等は、遂に633校の頂点に立ち”全国制覇”という偉業を成し遂げる。
これが、名門平安の記念すべき甲子園初優勝である。

大会出場校　22校

北海道： 北海中（北海道、4年連続13回目） 奥羽： 青森師範（青森、11年ぶり2回目）
東北： 山形中（山形、3年連続3回目） 北関東： 高崎商（群馬、2年連続3回目）
東京： 日大三中（東京、初出場） 南関東： 浅野中（神奈川、2年連続2回目）
北陸： 敦賀商（福井、4年ぶり10回目） 信越： 松本商（長野、5年ぶり7回目）
山静： 掛川中（静岡、初出場） 東海： 岐阜商（岐阜、2年ぶり2回目）
京津： 平安中（京都、4年連続10回目） 大阪： 京阪商（大阪、2年ぶり2回目）
兵庫： 甲陽中（兵庫、8年ぶり4回目） 紀和： 海草中（和歌山、2年連続4回目）
山陰： 鳥取一中（鳥取、2年ぶり14回目） 山陽： 下関商（山口、初出場）
四国： 坂出商（香川、初出場） 北九州： 福岡工（福岡、2年連続2回目）
南九州： 大分商（大分、3年ぶり4回目） 朝鮮： 仁川商（2年ぶり2回目）
満州： 天津商（初出場） 台湾： 台北一中（8年ぶり4回目）

大会出場メンバー

1 天川　清三郎 （平安中-南海）
2 上村　正夫
3 保井　浩一 （平安中-立命館大学-満州電電-京都大丸-平安高監督-東急-東映監督）
4 古家　武夫 （平安中-立命館大学-巨人）
5 雁瀬　治貞 ★主将
6 木村　進一 （平安中-立命館大学-名古屋軍-平安高校監督）
7 須山　誠一
8 木村　実
9 広瀬　清文
補 竹村　正次 のち金田正泰（平安中-阪神）
補 上市　繁雄
補 角　道治 龍谷大平安硬式野球部応援サイト
初全国制覇後の平安中ナイン（昭和13年）
補 篠原　貞一
補 光田　四郎
監督 本田　親喜

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