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【準決勝】vs 高松一
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全国制覇【特別記事】:第33回全国高等学校野球選手権大会

第33回 全国高等学校野球選手権大会 vs 高松一

1951/8/18  準決勝
甲子園球場
vs 高松一(香川)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
平安 0 1 0 0 0 1 0 2 0 4 11 3
高松一 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 5 1
平安:清水―上市
高松一:荒井―松井

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平安9回にヒヤリ 高松一の反撃かわす
準決勝の相手は、怪童中西を擁する高松一との一戦。
2回戦、3回戦ともに1点差ゲームをものにしてきた平安は、この試合でも1点差を争う緊迫したゲームとなった。
とは言っても、この試合に限って言えば8回までは相手を全く寄せ付けず、エース清水は被安打2四死球1の堂々たるピッチングを披露し、スコアも4-0と快勝の様相を呈していた。

ところが最終回、清水が突如乱れ始める。
三ゴロの送球を一塁手が落球、続く3番太田が内野安打で4番中西に繋げると、ここで中西はきっちり打ち返した。
打球はレフト頭上をおそい、一瞬ホームランかと思わせたが、ワンバウンドでラッキーゾーンへ入り、まずは1点を返された。
その後もピンチは続き、5番松岡が四球で出塁し一死満塁と攻めたてられた。

この絶体絶命のピンチに覆いかぶさるように、アクシデントが平安に発生した。
エース清水が鼻血を出したのである。この時ナインは「もうだめか」と思ったという。
このピンチと自身のアクシデントを背負いながらも、清水は気迫で6番荒井を三球三振に仕留めた。二死満塁とツーアウトまでこぎ着けたのである。

しかし、高松一にも執念がある。
続く、7番松井が三遊間を破り2者が生還、スコアは4-3の1点差に詰め寄られた。
平安はここで8番林を歩かせ満塁策をとり、9番後藤との勝負を選んだ。

最後は、清水も踏ん張り自慢のドロップで攻め立て、後藤を投ゴロに打ち取り勝ちを手にした。


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試合前ノックする平安西村進一監督
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