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【準々決勝】vs 都島工
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全国制覇【特別記事】:第33回全国高等学校野球選手権大会

第33回 全国高等学校野球選手権大会 vs 都島工

1951/8/17  3回戦
甲子園球場
vs 都島工(大阪)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 H E
都島工 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 6 3
平安 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1x 2 7 0
都島工:松井―山名
平安:清水―上市

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藤森果敢の好走 平安延長10回に打ち勝つ
平安が2回にあげた1点、都島が7回に追いついた1点はいずれも満塁の内野ゴロで本封と一塁アウトの併殺で加点を食い止められたが、前半を平安・後半を都島が試合のペースを奪い合い、互角で延長戦へと渡り合った。
都島の松井は例によって立ち上がりに難を見せ、2回、谷からはじまる平安の攻撃に併殺を逃した遊失バント守備の不備などがあって、早くも無死満塁の苦境に立ち、石黒の投ゴロで投-捕-一の併殺に切り抜けホッとしたのもつかの間、鎌谷の意表をつく三前ドラッグ・ヒットに1点を先攻されたが、その後はシュートとカーブを意のままに使い分け平安を抑え続けた。
一方、平安清水は順調にスタートをきり6回までの2安打2走者も併殺、二盗刺でしりぞけ都島を無残塁の三人で完封したが、7回に二死後播磨をはじめて歩かせたことから、いずこからとなく沸き上がるスタンドの嵐に巻き込まれ、豊島には三塁横を痛烈に抜かれ坂東をも歩かせて満塁、懸命なピッチングも松井に鮮やかな右前適時打を浴び、遂にタイスコアいよいよ試合は白烈を帯びてきた。
投手戦から1点を争う必死の攻防戦となった十回、都島は山名の低めカーブを見定め左翼線に放った二塁打をものに出来なかったのに反し、平安はその裏同様一死後、北井の右中間二塁打のあと藤森、上市が四球を選び清水(宏)の安打にすべてをかけた。平安ベンチは敢然裏をかいて打たせたが投ゴロ、投-捕-一の併殺は一塁が一瞬早く生きる間に二塁の藤森、猛然本塁を陥れ都島の善戦も遂に報われなかった。
【毎日新聞】


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優勝旗&盾 第33回全国高等学校野球選手権大会

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