第103回全国高校野球選手権京都大会:2021年(令和3年) |龍谷大平安硬式野球部応援サイト ~ALL 平安~ 目指せ全国制覇!!

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第103回全国高校野球選手権京都大会:2021年(令和3年)

守備 氏名 学年
投手 石田琉稀3
捕手松平大和3
一塁手高田英治3
二塁手早川瞬 3
三塁手 林田壮馬3
遊撃手吉田元 3
左翼手高杉雄大3
中堅手實谷大周3
右翼手鹿熊大誠 3
林慎之介3
市原一翔2
伊藤愛都2
南野倫平2
江口飛向2
岡田龍心3
近藤大智2
辻村大我2
久門晨平2
犬伏永2
蓮山聖人2
全国選手権大会:京都予選
'21/7/132回戦西舞鶴11-0(5C)
'21/7/173回戦乙訓4-9(10)



第103回全国高校野球選手権京都大会:2021年(令和3年)

2021/7/13 2回戦
あやべ球場
vs 西舞鶴
TEAM 123456789HE
龍谷大平安 6 0 2 0 3 11 - -
西舞鶴 0 0 0 0 0 0 - -
  1. 試合詳細
  2. 新聞記事①
◎バッテリー
【龍谷大平安】:市原―高田
【西舞鶴】:髙橋・國本―山本
▼本塁打
早川(平)
▼三塁打
實谷(平)
▼ニ塁打
高田・鹿熊・林田・實谷(平)今田(西)
龍谷大平安が一回7連打6得点で快勝発進 原田監督「この夏は楽しく、思いっきりやらせてやりたい」
 第103回全国高校野球選手権大会京都大会(13日、龍谷大平安11―0西舞鶴=規定により五回コールド、あやべ球場)
2回戦が行われ、龍谷大平安は試合前の降雨を受けて試合開始時間が2時間遅れるなど難しい調整を迫られたなか、初戦を五回コールドで快勝発進。一回に2番・早川瞬内野手(3年)が左翼へ放った先制ソロを皮切りに、怒とうの7連打で一挙に6得点し、主導権を放さなかった。
「1番打者が初球で凡退したので、自分は絶対に出塁してやろうと思って打席に入りました」
強い気持ちで内角高めの直球を狙い打つと、打球は大きな弧を描いてスタンドイン。笑顔でダイヤモンドを一周し、出塁することもなく先制点をもたらした。打線は三回に2点、五回に3点を加え、11得点の火付け役となった。
昨秋は府大会を制した一方で、今春は1次戦で守備の乱れなどが響いて敗戦。それでも原田英彦監督(61)は「(大会前の)緊急事態宣言中は全く練習できていないですから、仕方ないと思っていた」と選手をかばう。3年生にとって最後の夏となる今大会に向けても、4月上旬から開幕の2週間前までは対外試合ができないなど苦労続きだったが、野手が50本連続でアウトを取るまで無制限で続くノックで技術や精神を養うなどし「練習や、限られた時間の中でやらないと仕方ない。(仕上げが)できた、とは言わないですけど、夏に向けての時間は過ごせたと思う」と胸を張った。
何よりも指揮官は「有観客は久しぶり。気持ちの部分で、こうやって球場でお客さんが入ってできるという喜びを(選手たちは)感じとるんでね。この夏は楽しく、思いっきりやらせてやりたい」。今後の戦いも、我慢続きのナインがグラウンドで大暴れしてくれることに期待した。
【サンスポ】(2021/07/13)

 
2021/7/17 3回戦
わかさスタジアム
vs 乙訓
TEAM 12345678910HE
乙訓 2 0 0 0 0 0 1 1 0 5 9 15 0
龍谷大平安 1 0 0 0 1 0 0 0 2 0 4 10 0
  1. 試合詳細
  2. 新聞記事①
◎バッテリー
【龍谷大平安】:松岡、石田、岩井、林、小西ー高田
【乙訓】:北見―岡村
▼三塁打
伊藤(乙)
▼ニ塁打
吉田・實谷(平)濱谷・西山(乙)
龍谷大平安 まさかの3回戦敗退 原田監督「何とか全国に行かせてあげたかった」
 「高校野球京都大会・3回戦、乙訓9-4龍谷大平安」(17日、わかさスタジアム)
 京都の名門・龍谷大平安が乙訓との延長戦に敗れ、3回戦で姿を消した。同校が3回戦までに敗退するのは、斉藤和巳擁する南京都(現・京都廣学館)に2回戦で敗れた1995年以来、26年ぶり。名将・原田英彦監督は、泣き崩れるナインを見ながら「コロナで3年生はかわいそうな代だったんでね…何とか全国に行かせてあげたかった。悔しい。残念です」と言葉を絞り出した。
 序盤から両者一歩も譲らない展開が続いた。先手を打ったのは乙訓。龍谷大平安の先発・松岡の立ち上がりの乱れを見逃さず2点を先制。しかし、その裏に龍谷大平安の4番・吉田の左越え適時二塁打で1点を返すと、五回にも1点を追加し同点に追いついた。だが、六回から登板したエース・石田琉稀投手(3年)が七回、八回に長打を浴びて2失点。2-4とリードされたが、九回裏に再び追いつき延長戦へともつれこんだ。
 試合が決まったのは延長に突入した直後の十回だった。エース・石田が連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くと、そこから1年生の岩井、3年生の林、小西の3投手をつぎ込むも5失点。最後は、1人で投げ切った乙訓のエース・北見隆侑投手(3年)の前に反撃することができなかった。
 試合後、「自分以外は100%の力を出し切っていた。自分の弱さで平安をこんなところで負けさせてしまって…。本当に申し訳ないですし苦しいです」と号泣した石田。小学生の頃、センバツで優勝した平安を見て入学を決意した。最後の夏、憧れたユニホームを着て甲子園に出場することはできなかったが「平安に来て人間力が成長した。来てよかった。大学でも野球を続けて、気持ちで負けない強いピッチャーになりたい」と涙ながらに決意を語った。
 この日は、昨秋の決勝と同カードとなった強豪同士の対決を見ようと、スタンドに多くの高校野球ファンがつめかけた。「久しぶりにこれだけのお客さんの前で試合ができてありがたかった。もう少し粘っていいゲームにしたかったんですけど、それでも九回の粘りとかいいものを見せてくれたと思う」とナインを称えた指揮官。平安の夏が、いつもより少し早く終わった。
【デイリー】(2021/07/17)