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令和2年度夏季京都府高校野球ブロック大会

令和2年度 夏季京都府高等学校野球ブロック大会選
'20/7/121回戦京都工学院4-0
'20/7/192回戦洛星10-0(6C)
'20/7/243回戦嵯峨野7-0
'20/7/30ブロック決勝京都成章7-0



令和2年度夏季京都府高校野球ブロック大会

2020/7/12 1回戦
太陽が丘球場
vs 京都工学院
TEAM 123456789HE
京都工学院 0 0 0 0 0 0 0 0
龍谷大平安 1 1 0 0 2 0 x 4
  1. 試合詳細
  2. 新聞記事①
  3. 新聞記事②
◎バッテリー
【龍谷大平安】:西本・谷次―田島
【京都工学院】:永井・田中―小野
▼本塁打
奥村(平)
▼ニ塁打
宮階(平)
龍谷大平安・奥村 “木製第1号”も反省「50点にもいかない」
 プロ志望を表明している龍谷大平・奥村真大内野手(3年)が公式戦で“木製第1号”を放った。木製バットを使用し「4番三塁」で先発出場。2点リードの5回2死三塁から高校通算第19号となる左越え2ランを放った。
 「1打席目で打てていたら100点満点ですが、注意されてから打てたので50点にもいかないと思います」
 渾身(こんしん)の一発が出ても、反省ばかりが口をついた。主砲として4番を任されたにもかかわらず、第1、2打席はいずれも遊ゴロと一邪飛。特に1回2死三塁で迎えた第1打席は相手の失策が絡んで先制点を奪えたものの役割を果たせなかった。チームは2回にも2死三塁から失策の間に追加点を挙げたが、その後は好機を作っても得点は奪えず。チーム打点がないままに迎えた5回には原田英彦監督からナインに対して「もっと踏み込め」とゲキを飛ばされことが本塁打につながり、「注意をされてから出た一発だったのでそういう意味ではよかった。でもこういう平安らしくない試合をしていたらかっこよくない」と猛省した。
 プロ一本に絞る奥村にとって、今大会はなによりも大事なアピールの舞台。次戦に向け「最後まで圧倒して勝つのが目標。僕がもっと引っ張っていかないと」と気持ちを切り替えた。

【スポニチ】(2020/07/12)

プロ注目龍谷大平安・奥村真大が木製バットで初左翼2ラン
 プロ注目の龍谷大平安・奥村真大(まさひろ)三塁手(3年)が2点リードの5回2死三塁から内角低めの直球をとらえて、木製バットでの左翼フェンスを越える2ランを放ち、高校通算19本に伸ばした。「打った瞬間感覚はなかった。入るとは思わなかった」と顔を緩めた。原田英彦監督(60)は「木でよく振れるようになってきている」と評価した。
 プロ一本と断言するが「兄(展征・現ヤクルト)とは一緒にしたくない。戦いたい」と兄弟対決を志望した。 

【スポーツ報知】(2020/07/12)

 
2020/7/19 2回戦
わかさスタジアム
vs 洛星
TEAM 123456789HE
洛星 0 0 0 0 0 0 0
龍谷大平安 1 1 2 0 1 5x 10
  1. 試合詳細
  2. 新聞記事①
◎バッテリー
【龍谷大平安】:工藤・竹嶋・加藤―田島・青木
【洛星】:岡崎―松石
▼ニ塁打
高木・蔭山・宮階(平)
龍谷大平安・奥村 木製バットで3打数1安打 サイドスロー投手攻略できず猛省も
 ◇令和2年度夏季京都府高等学校野球ブロック大会2回戦 龍谷大平安10—0洛星(2020年7月19日 わかさスタジアム京都)
 プロ志望を表明している龍谷大平安・奥村真大内野手(3年)が「4番三塁」で先発出場。木製バットを使用し、2—0の3回1死三塁から中前適時打を放つなど3打数1安打1打点1盗塁の活躍だった。
 「(木製バットで)振れるようにはなってきたけど、今回も反省点が多かったです」
 苦手としているサイドスロー投手を攻略とまではいかなかった。洛星の先発右腕・岡崎草太投手(3年)に対し、1点を先制しなおも2死で迎えた第1打席は三塁ゴロ。3回の第2打席には適時打から盗塁を決めたものの、5回の第3打席は死球。打てばコールド勝ちが決まる6回一、三塁の第4打席は、2ストライクと追い込まれて最後は空振り三振に終わり「苦手なサイドスローでこういう結果になったのは準備不足。ファーストストライクを見逃してしまい、追い込まれた時点で(ダメな)結果は見えていた」と猛省した。
 公式戦で初めて木製バットを使用した12日の1回戦・京都工学院戦では左翼への本塁打を放つなど、ヤクルトの兄・奥村展征に続くプロ入りに向けてアピールを続ける。原田英彦監督は「態度や目つきは替わってきたが、まだ打球が弱い。プロに欲しいと思ってもらえる選手になるには、もっとフルスイングできる選手になってほしい」と期待を込めた。

【スポニチ】(2020/07/19)

 
2020/7/23 3回戦
太陽が丘球場
vs 嵯峨野
TEAM 123456789HE
嵯峨野 0 0 0 0 0 0 0 0
龍谷大平安 5 0 1 0 1 0 x 7
  1. 試合詳細
  2. 新聞記事①
◎バッテリー
【龍谷大平安】:村尾・茨木・坂尾・松本樹―田島・青木
【嵯峨野】:蛯原―下世古
▼三塁打
松本(平)
龍谷大平安が快勝、今秋注目奥村が2点適時打
初回、先頭の高木駿聖(しゅんせ)内野手(3年)が中前打で出塁すると、1死二、三塁から、今秋ドラフト候補の奥村真大内野手(3年)が先制の2点中前適時打。勢いづいた打線は、この回打者一巡の攻撃で一挙5点を奪い先手を取った。
奥村は3回に死球で出塁すると、何度もけん制を受けながら二盗に成功。5回も2死から四球で出塁し、二盗を決め、どちらも追加点の起点となった。「自分の時にけん制が多いのも分かっていましたが、けん制を何度ももらってまで行くことで、相手にプレッシャーがかかって、次の打者も気楽に行けると思う」。
投げては先発の村尾亮哉投手(3年)から、3年生4人で無失点リレー。原田英彦監督(60)「たくさんの3年生の選手を使えましたし、初めて(試合に出る)の子が活躍してくれた。この3年生たちをできる限りの形で送り出してあげたい」。教え子たちの活躍を喜ぶとともに、親心を見せた。
【日刊スポーツ】(2020/07/24)

 
2020/7/30 ブロック決勝
わかさスタジアム
vs 京都成章
TEAM 123456789HE
龍谷大平安 2 0 2 0 0 0 3 7 7 0
京都成章 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3
  1. 試合詳細
  2. 新聞記事①
  3. 新聞記事②
◎バッテリー
【龍谷大平安】:西本・坂尾・松本―田島
【京都成章】:杉本・中井―小宮山
▼三塁打
小椋(平)
▼二塁打
奥村・田島・小椋(平)
龍谷大平安“8強止まり”完勝で夏終える
 全国高校野球選手権の代替となる都府県独自大会が30日に各地で行われ、8ブロックに分かれて開催されている京都では、全国で初めて行われたブロック決勝で、龍谷大平安が京都成章に7-0で快勝。例年なら8強にあたる時点で夏が終わったが、今秋ドラフト候補の奥村真大(まさひろ)内野手(3年)も“完全燃焼”した。
 異例の夏の最後は、「平安らしく」飾った。7回制、8強止まり。それでもAブロック決勝は3投手の継投で“ノーヒットノーラン“の7-0完勝。原田英彦監督(60)は「バッテリーを中心に守るうちの野球を最後にしてくれた。打線も2死からつながって、一番いいゲームだった」。ナインは夏の公式戦や甲子園出場時に使用するユニホームをまとったが、戦い抜いても甲子園にはたどり着かない。「コロナに目標が奪われたのはやるせない。彼らの気持ちは分かります」。指揮官はそう言って目に涙をためた。
 4番の奥村は、チームでただ1人最後まで木製バットを握った。「1人で考える時間が増えて、こういう時間があって今の自分がいる。プロになってやるという気持ちが大きくなった」。独自大会初戦では、本塁打をマーク。周囲の理解も得ながら、懸命にバットを振った。5球団のスカウトが視察したこの日は、4打数2安打。初回に右翼への二塁打で出塁し、2点目のホームイン。3回には盗塁も決めた。「4番である自分が打たないといけないと思った」と振り返る。例年なら8強にあたる時点で夏が終わったが「モチベーションは下がらなかった。勝つしかないので、いい結果が出て良かった」とやりきった表情を見せた。
【日刊スポーツ】(2020/07/30)

龍谷大平安ノーノーV 3投手継投で快挙!原田監督男泣き「一番いいゲームやった」
 「高校野球京都大会・Aブロック決勝、京都成章0-7龍谷大平安」(30日、わかさスタジアム京都)
 「令和2年度 夏季京都府高校野球ブロック大会」のAブロックの決勝が30日、京都市内のわかさスタジアム京都で行われ、龍谷大平安が3投手の継投で京都成章を無安打に抑える「ノーノーリレー」で優勝(京都府8強)を決めた。試合後、涙する選手がいたことを振り返る中で、龍谷大平安・原田英彦監督(60)が男泣き。甲子園という目標がない中でも、名門が有終の美を飾った。
 7安打7得点の打線と、ノーヒットノーランのリレーで勝ちきったブロック優勝に、笑顔が咲く。原田監督は「一番いいゲームやったと思います。守るという部分でうちの野球を最後にしてくれた」と選手を称えたが、同時に、負けずに終わっても甲子園に挑戦できないさびしさもあった。試合後、選手の胸中を思って涙ぐんだ。
 「(代替大会はあっても)どうでしょう、やっぱり、目標がなくなったというので、さみしい気持ちじゃないかなと…涙をね、流している子も…表彰式でいましたけど(気持ちは)よく分かります」
 甲子園という目標がなくても、3年生だけで挑んだ大会で期待に応えてくれた生徒が誇らしい。先発の西本晴人投手(3年)は5回無安打だったが継投を決断。「試合前から(選手を)たくさん放らせてやりたいと言っていたので」。六回は坂尾浩汰投手(3年)、七回は松本樹紀投手(3年)で無安打無失点リレーの完成だ。
 この日、阪神などプロ5球団のスカウトが集まった中、プロ志望の奥村真大内野手(3年)も2安打でアピール。「彼らは全然悪いわけじゃない。コロナに目標を奪われた。卒業するまでに(自粛期間の)3カ月のカバーをしないといけないと思います」。卒業まで生徒の心に寄り添い、監督であり続ける。
【デイリースポーツ】(2020/07/30)