全国中等学校野球京滋大会 1947年(昭和22年) |龍谷大平安硬式野球部応援サイト ~ALL 平安~ 目指せ全国制覇!!

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全国中等学校野球京滋大会 1947年(昭和22年)

全国中等学校野球大会:京都予選 ベスト8
'47/7/292回戦京都三中6-2
'47/7/303回戦京都ニ中1-1
'47/7/313回戦京都ニ中降雨
ノーゲーム
2-5
'47/8/13回戦京都ニ中2-3

7/31、再試合となった3回表、心ないファンの行動によって主戦塩見が骨折。
3日間の激闘虚しく、京都二中の勝利で終わる。


全国中等学校野球京滋大会 1947年(昭和22年)

1947/7/29 2回戦
西京極球場
vs 京都三中
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 H E
平安中 0 0 0 1 0 1 0 0 0 4 6 8 1
京都三中 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 3 5
平安中:塩見、小俣―兼田
京都三中:藤原―下司

1947/7/30 3回戦
西京極球場
vs 京都二中 日没引き分け
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
平安中 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 3 1
京都二中 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 1
平安中:塩見―兼田
京都二中:深見、上田―金森

1947/7/31 3回戦(再試合)
西京極球場
vs 京都二中 降雨ノーゲーム
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
京都二中 0 3 1 1 5 6 0
平安中 0 1 1 2 3 2
京都二中:深見、上田―金森
平安中:塩見、小俣―兼田

心なき観衆、平安投手骨折
この再試合三回表京二中攻撃の最中降雨激しく、一時試合は中止され両軍選手一同ベンチに引き上げたが、降り続く雨にスタンドを埋める大観衆、係員の制止も聞かず一塁側平安ベンチ屋根に乗り出し、その重味にベンチ屋根は破壊、平安主戦投手塩見栄一はその下敷き、不完全骨折脊髄で今大会出場不可能となり、道義にかけた一般観衆低劣な態度はスポーツ精神に則る。純真な中等球児の奮闘を傷つけるものと前途に陰影を投げかけている。
【京都新聞】

1947/8/1 3回戦(再々試合)
西京極球場
vs 京都二中
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
平安中 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 7 3
京都二中 1 0 0 0 0 2 0 0 x 3 4 0
平安中:小俣―兼田
京都二中:深見、上田―金森

三度目の対戦、京二中遂に勝つ
全国中等野球京都府予選準々決勝、優勝候補同士の顔合わせ京二中対平安中の試合は30日日没でドロンゲーム、31日の再試合は降雨でノーゲームとなり、一般観衆の興奮と興味を盛り上げての三度目の対戦は1日午前11時から前日の雨もからりと晴れた西京極京都スタディアムで平安先攻で挙行、前日観衆の無暴な態度に珍事を引き起こし、至宝塩見投手不出場を余儀なくされた傷手も気にせず全員一致団結強敵二中を向うにまわしての平安ナインの建気な奮闘も甲斐なく戦運は二中にほほえみ3-2で京二中の辛勝に帰し3日間にわたる因縁試合の幕を閉じた。
【京都新聞】