第88回選抜高校野球大会 2016年(平成28年) |龍谷大平安硬式野球部応援サイト ~ALL 平安~ 目指せ全国制覇!!

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第88回選抜高校野球大会 2016年(平成28年)

背番号守備氏名学年
1投手市岡 奏馬3
2捕手竹葉 章人3
3一塁手 橋本 和樹3
4二塁手 久保田 悠3
5三塁手 冨田 慎太郎3
6遊撃手 西川 藍畝3
7左翼手岡田 悠希2
8中堅手小川 晃太朗3
9右翼手竹内 良典3
10大野 将輝3
11島田 一輝3
12小夏 健太郎3
13並河 柊太2
14岩崎 佑哉3
15葛城 大地2
16西田 燎2
17 磯崎 駆3
18佐藤 貴弘3
龍谷大平安硬式野球部応援サイト選抜高校野球大会
'15/3/211回戦明徳義塾
(高知)
7-1
'15/3/262回戦八戸学院光星
(青森)
2-0
'15/3/28準々決勝明石商
(兵庫)
2-1
(12)
'15/3/30準決勝智辯学園
(奈良)
1-2

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第88回選抜高校野球大会 2016年(平成28年)

2016/3/21 1回戦
阪神甲子園球場
vs 明徳義塾(高知)
TEAM 123456789HE
龍谷大平安 0 1 2 0 2 0 2 0 0 7 15 1
明徳義塾 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 5 0
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞①
  5. 新聞②
  6. 動画
◎バッテリー
【龍谷大平安】:市岡―竹葉
【明徳義塾】:中野、北本、林田―古賀
▼本塁打
橋本、岡田(平)
▼ニ塁打
竹内(平)古賀(明)

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龍谷大平安
(8) 小川 5 10
(4) 久保田 3 00
(6) 西川 5 10
(3) 橋本 4 1 1
(7) 岡田 5 2 1
(1) 市岡 5 3 1
(5) 冨田 4 20
(9) 竹内 4 4 4
(2)竹葉 310
明徳義塾
(8) 立花 4 00
(4) 金田 4 20
(9) 西浦 4 10
(2) 古賀 4 10
(7) 西村 400
(3) 平石 4 20
(5) 大北 2 0 0
(6) 高村 2 0 0
(1) 中野 1 0 0
1 北本 1 0 0
1 林田 1 0 0

龍谷大平安
38 15 7 5 3 1 - - 2 1
明徳義塾
31 6 1 7 2 0 - - 0 0
龍谷大平安が明徳義塾を圧倒、2者連続本塁打含む15安打
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  第88回選抜高等学校野球大会第2日第2試合(明徳義塾1-7龍谷大平安、21日、甲子園)名門校対決は龍谷大平安(京都)が7-1で明徳義塾(高知)を圧倒し、2回戦に進出した。平安は明徳の3投手に2本塁打を含む15安打を浴びせる強打を披露、投げても左腕エース市岡が完投した。
 平安は二回、連打で無死一、三塁として8番竹内の中前適時打で先制した。その裏、バッテリーミスが重なり同点に追いつかれたが、三回に平安の強力打線が火を噴く。4番橋本が大会2号の左越え本塁打、続く5番岡田も中越えアーチを放ち、明徳のエース中野をノックアウトした。
 平安は五回、明徳の2番手・北本に3安打を浴びせ2点を追加。七回、4番橋本の四球で出塁、内野ゴロで一死二塁から6番市岡、7番冨田、8番竹内の3連打で2点を挙げ、逃げ切った。
 甲子園を熟知する平安の原田、明徳の馬淵両監督の対決も注目されたが、平安の強打の前に馬淵監督は采配をふるわせてもらえなかった。
龍谷大平安・竹内右翼手(4安打4打点の活躍)
「フライを上げず、低い打球を打つことができた。結果が出てうれしい」
龍谷大平安・冨田三塁手(2安打)
「つなぐことを意識した。チームでセンター返しを徹底できている」
明徳義塾・中野投手(先発で3回3失点)
「試合をつくる義務があったが、果たせず悔しい。攻めなければいけないところで攻め切れない甘さがあった」
明徳義塾・平石一塁手(2安打)
「チームが勝てなくて悔しい。今のままなら夏も厳しい。気を引き締めて頑張りたい」
【サンスポ】(2016/03/21)

写真:バックスクリーンへ本塁打を放った岡田選手
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安、打線爆発で名門対決に勝利 橋本&岡田が2者連続弾
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  第88回選抜高校野球大会第2日は21日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、ともに甲子園優勝の経験を持つ龍谷大平安(京都)と明徳義塾(高知)の名門対決は、龍谷大平安が3回の2者連続本塁打など15安打を記録して7―1で勝利。歴代単独2位となる春夏通算甲子園97勝目を挙げて2回戦へ駒を進めた。
 甲子園通算45勝の明徳義塾・馬淵監督と同23勝の龍谷大平安・原田監督。甲子園では03年夏に龍谷大平安が2―1で勝って以来の直接対決となったが、この日も白星を手にしたのは原田監督だった。
 2回、市岡と冨田の連打で無死一、三塁の好機を築くと、8番・竹内の中前適時打で先制点。直後に追い付かれたが、3回には1死から4番・橋本が左越えへ勝ち越しソロ本塁打を放つと、岡田もバックスクリーン右に弾丸ライナーで叩き込み、4―2と2点のリードを奪った。5回には竹内の2点二塁打で加点すると、7回にも市岡と竹内の適時打で2点を挙げて突き放した。
 先発の左腕・市岡は2回、ワイルドピッチで一度は同点とされたが、その後は制球も安定し、3回以降は打たせて取る投球で3安打に抑えて完投した。バックも2回に左翼の岡田が大飛球をジャンピングキャッチすると、3回には外野へ抜ける当たりを遊撃・西川が好捕。好守備でエースを盛り立てた。
 明徳義塾は、エース中野が3回で2本塁打を含む8安打を浴びて3失点と試合をつくれず。打線は初回の先制機を生かせず、2回に一度は同点としたものの、その後は相手投手を崩せなかった。
【スポニチ】(2016/03/21)

写真:明徳打線を1失点に抑えた市岡投手
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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2016/3/26 2回戦
阪神甲子園球場
vs 八戸学院光星(青森)
TEAM 123456789HE
八戸学院光星 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
龍谷大平安 1 0 0 0 0 1 0 0 X 2 5 0
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞①
  5. 新聞②
◎バッテリー
【龍谷大平安】:市岡―竹葉
【八戸学院光星】:和田、櫻井―奥村
▼ニ塁打
西川、久保田(平)奥村、伊藤(八)

※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安
(8) 小川 3 00
(4) 久保田 4 20
(6) 西川 3 1 1
(3) 橋本 2 1 1
(7) 岡田 2 0 0
(1) 市岡 3 0 0
(5) 冨田 3 0 0
(9) 竹内 3 0 0
(2)竹葉 3 10
八戸学院光星
(4) 伊藤 5 20
(2) 奥村 4 10
(9) 田城 3 20
(5) 益田 4 00
(3) 平松 100
3 徳田 000
(7) 小日出 0 00
(6) 小林 4 0 0
(8) 小池 2 0 0
8 1 0 0
(1) 和田 2 0 0
1 櫻井 2 0 0

龍谷大平安
26 5 2 2 1 2 - - 1 0
八戸学院光星
28 5 0 2 6 3 - - 0 0
龍谷大平安 市岡の完封で8強決める
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  第88回選抜高校野球大会の第7日は26日、2回戦の3試合が甲子園球場で行われ、第1試合は4年連続40回目出場の龍谷大平安(京都)が投手戦の末、3年連続9回目出場の八戸学院光星(青森)を下し、優勝した2014年の86回大会以来、2年ぶりの準々決勝進出を決めた。
 龍谷大平安は初回、1死から2番・久保田が中前打で出塁すると、盗塁を決め二塁へ進塁。この場面で3番・西川が左翼線への適時二塁打を放ち先取点を奪うと、6回には1死三塁とし、4番・橋本の右犠飛で追加点を挙げた。
 先発の市岡は5安打2奪三振という内容で9回を完封。打者37人に対して142球の力投を見せた。
 八戸学院光星は甲子園初登板となった和田が先発。6回途中、5回1/3を投げて4安打2失点と試合を作り、マウンドを1回戦で完投した桜井に譲った。打線は計6度、得点圏に走者を置きながらも、最後まで本塁を踏むことができず、4年ぶりの準々決勝進出とはならなかった。
 ▼西川藍畝内野手(初回に先制の適時二塁打)追い込まれてしまったので、ボールに食らいついていこうとした結果。低めだったので腕を伸ばした。体が勝手に反応した。初回に(点が)入ったのは自分の中でホッとした。
【スポニチ】(2016/03/26)

写真:先制タイムリーを打った西川選手、守備でも再三好プレーを見せた。
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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龍谷大平安・原田監督 接戦制し男泣き
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安がエース・市岡奏馬投手(3年)の完封勝利で2年ぶりに8強へ駒を進めた。試合後、お立ち台に上がった原田英彦監督(55)はお立ち台で子供たちの成長に“男泣き”。団結を訴え続けたチームが、一つになって苦しいゲームを勝ち切った。
 鬼軍曹の目から自然と涙がこぼれた。ハンカチで目頭を抑えながら、選手の成長を語った原田監督。「本当に市岡が頑張ってくれた。団結、団結とこのチームには言い続けて、この試合で一つになることができた」と手応えを口にする。
 昨秋の近畿大会準決勝の滋賀学園戦。市岡が制球難に陥り、コールド負けを喫した。主将としてマウンドにいながら、市岡は自分のことで頭がいっぱいになった。そこに内野陣は近寄らず、声をかけることすらなかった。
 だからこそこの冬、チームの輪を訴え続けた。「試合前のルーティーンも増やしたんです。帽子を起点に輪を作ってみんなで手をつなぐ。気持ちを一つにするため」と原田監督は明かす。
 八回には懸命に犠打を決めた小川晃太朗外野手(3年)が、ベンチから久保田悠内野手(3年)に「久保田、バント決めたぞ!!打てよ!!」と絶叫した。「あんな光景、初めて見た。ビックリした。彼は自分本位やったんです。だからこの冬、ずっと言い続けて…。本当に良かったと思いました」と再び原田監督は目に涙を浮かべる。
 同校の春夏通算100勝まであと2つ。その先にある2年ぶりのセンバツ制覇へ-。指揮官が理想とする団結のチームへ、試合を重ねる度に近づいている。
【デイリースポーツ】(2016/03/26)

写真:完封勝利を収めた市岡投手 勝利の瞬間
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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2016/3/28 準々決勝
阪神甲子園球場
vs 明石商(兵庫)
TEAM 123456789101112HE
明石商 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 5 0
龍谷大平安 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1X 2 8 0
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞①
  5. 新聞②
◎バッテリー
【龍谷大平安】:市岡―竹葉
【明石商】:吉高―藤井
▼三塁打
吉高(明)
▼ニ塁打
市岡(平)藤井(明)

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龍谷大平安
(8) 小川 6 1 1
(4) 久保田 5 00
(6) 西川 4 1 0
(3) 橋本 5 0 0
(1) 市岡 5 3 0
(5) 冨田 2 0 1
(7) 岡田 3 1 0
(9) 竹内 4 0 0
(2)竹葉 4 20
明石商
(6) 大西 4 00
(9) 藤原 4 00
(8) 橋本 4 2 1
(5) 小西 5 00
(3) 松下 500
(1) 吉高 5 10
(4) 大田 5 1 0
(2) 藤井 3 1 0
(7) 後藤 3 0 0

龍谷大平安
38 8 2 11 6 2 - - 1 0
明石商
38 5 1 10 5 0 - - 0 0
龍谷大平安12回小川サヨナラ打!春夏100勝王手
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安が延長サヨナラ勝ちの劇的勝利で、春夏通算100勝に王手をかけた。
 1-1で迎えた延長12回、先頭の市岡奏馬投手(3年)の右翼線二塁打と連続敬遠などで2死満塁とし、小川晃太朗外野手(3年)が左中間へサヨナラ打。
 12回完投の三塁走者・市岡が笑顔でホームを踏んだ。
 小川は「早く1点を取って市岡を援護しなければと思っていたのに。もっと早くに自分が打っていれば、延長にならなかった」とまず、反省の言葉を並べた。
 この1勝で中京大中京(愛知)に次ぐ学校通算100勝に王手をかけ、2年ぶりの春制覇に2勝に迫った。原田英彦監督(55)は「そういう節目のときに平安にいられる幸せを感じます」と、また目を潤ませた。
【日刊スポーツ】(2016/03/28)

写真:春夏通算99勝目をサヨナラで飾った平安ナイン
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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龍谷大平安4強入り 延長十二回を制す
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安(京都が)が延長十二回サヨナラで明石商(兵庫)を下し、4強入りを果たした。
 十二回は先頭の市岡が右2塁打で出塁。犠打バントで三進すると、明石商は2者を敬遠して満塁策を取った。1死満塁で、竹葉は空振り三振に倒れたが、続く小川が左中間へサヨナラ打を放った。
 明石商は六回、2死から連続四死球で一、二塁とし、橋本が左翼へ先制適時打を放ち、1点を先制。
 しかし、龍谷大平安は七回、1死一、三塁のチャンスで冨田の二ゴロの間に走者がかえり同点に追いついた。
 試合は序盤から龍谷大平安の市岡、明石商の吉高の両先発投手が力投。息詰まる投手戦を展開したが、最後は吉高が力尽きた。
【デイリースポーツ】(2016/03/28)

写真:サヨナラヒットを放ちガッツポーズをする小川選手
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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2016/3/30 準決勝
阪神甲子園球場
vs 智辯学園(奈良)
TEAM 123456789HE
龍谷大平安 00 1 000 0 0 0 1 7 0
智辯学園 0 0 0 0 0 0 0 0 2X 2 12 1
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞記事①
  5. 新聞記事②
◎バッテリー
【龍谷大平安】:市岡―竹葉
【智辯学園】:村上―岡沢
▼ニ塁打
竹内(平)

※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安
(8) 小川 4 1 0
(4) 久保田 3 1 0
(6) 西川 4 0 0
(3) 橋本 4 1 0
(1) 市岡 4 2 0
(5) 冨田 4 0 0
(7) 岡田 1 0 0
(9) 竹内 3 2 0
(2)竹葉 3 0 0
智辯学園
(4) 5 2 2
(2) 岡沢 3 1 0
(6) 太田 3 2 0
(9) 福元 4 1 0
(3) 高橋 4 00
(1) 村上 4 10
(5) 大橋 3 1 0
(7) 中村 3 1 0
(8) 青木 3 3 0

龍谷大平安
30 7 0 4 4 3 - - 3 0
明石商
32 12 2 8 3 2 - - 0 1
「9人根性野球」力尽きる 龍谷大平安の春終わる
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安(京都)が9回裏、逆転サヨナラ負けで散った。2年ぶりの決勝進出を逃し、春夏甲子園通算100勝目は夏に持ち越しになった。
 1−0で迎えた9回裏。エース市岡奏馬投手(3年)が先頭打者を三振に仕留め1死。しかしここから4連打を許しサヨナラ負けした。
 原田英彦監督は「いっぱい、いっぱいでした。選手はよくやった、本当に。市岡もよくここまで投げてくれました」と選手の健闘を称えた。
 1回戦で難敵の明徳義塾に7−1で快勝。2回戦ではこれまた甲子園常連の八戸学院光星(青森)に2−0で勝利。準々決勝では明石商(兵庫)を延長12回サヨナラで破って準決勝に進んだ。この日の智弁学園戦も含め4試合すべて同じ「9人」で戦い抜いた。一部打順の変更はあったものの、一度も選手交代なし。市岡も4試合すべて完投した。準決勝に進出した4校の中で、9人の選手しか使わなかったのは龍谷大平安だけだ。
 試合前、原田監督はこう話していた。
 「レギュラー9人と控え選手の差がある。疲れはあります。でもこの9人で勝つ。今日は根性野球です」。
 2年前に優勝したチームとは「力が違います。選手層の厚さが違います」とも話していた。それだけに、今春の4強入りは原田監督にとっては嬉しい誤算でもあった。
 「言葉は悪いですが、このメンバーはたたき上げですから。市岡なんて、ほとんどの方を(良い意味で)裏切ったと思います。みんな心が強く、大きくなった」。
 エース市岡は中指にできたマメの痛みをこらえながらの奮闘だった。「悔しさと申し訳なさ。打たれない、もっと良いピッチャーになって甲子園に戻ってきたい」と話した。
 あと1勝に迫っていた甲子園100勝は夏へ持ち越しとなった。
 「100勝したかったですね。夏にこのチームで、この子らが100勝してくれればいい。一つになってより強いチームを作りたい。選手の層を厚くしたいですね。ピッチャーの2枚目、3枚目も必要。いや夏は4枚いります」。
 原田監督の帽子のつばの裏には「気 88センバツ」とマジックで書かれていた。「9人根性野球」でベスト4。今春の龍谷大平安の戦いが終わった。
【日刊スポーツ】(2016/03/30)

写真:鉄壁の守備を見せた今大会。4試合わずか1失策で見事ベスト4!
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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龍谷大平安サヨナラ負けで決勝進出逃す
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  史上2校目の春夏通算100勝に王手をかけていた龍谷大平安(京都)は、智弁学園(奈良)にサヨナラ負けを喫し、あと一歩届かなかった。それでも原田英彦監督(55)は「選手たちは本当に、よう頑張った」と目に涙をいっぱいにためながらたたえた。
 「もう指がダメやったんです。最後は根性やと本人には言い続けた」と指揮官。大会前からエース・市岡奏馬投手(3年)は左手中指のマメに悩まされた。最後はスライダーを投げきることができず、直球とチェンジアップのコンビネーションだけで強打の智弁学園をかわし続けた。
 しかし、あと2死まで迫っていたところか浴びた4連打。それでも原田監督はエースを責めなかった。「チームはもういっぱい、いっぱいやった。本当によく頑張ったんですよ。あの場面で自信を持って代える投手を作ってあげられなかったのは、彼に悪いことをした」と言う。
 「夏はしっかりと戦力を整備して。彼らの代で100勝を達成してあげられるようにしたい」と力を込めた原田監督。春の奮闘を糧にし、全国の頂点を目指すチームを作り上げる。
【デイリースポーツ】(2016/03/30)

写真:4試合全てを一人で投げ抜いたエース市岡投手
写真提供:HEIAN Baseball Photo Life
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