全国高校野球選手権大会 2018年(平成30年) |龍谷大平安硬式野球部応援サイト ~ALL 平安~ 目指せ全国制覇!!

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全国高校野球選手権大会 2018年(平成30年)

背番号 守備 氏名 学年
1投手 小寺 智也3
2捕手 田島 光祐3
3一塁手 佐野 夢人3
4二塁手 北村 涼2
5三塁手 馬場 友翔3
6遊撃手松田 憲之朗3
7左翼手 安井 大貴3
8中堅手松本 渉3
9右翼手 水谷 祥平2
10投手 北村 智紀3
11投手 島田 直哉3
12捕手野澤 秀伍 2
13内野手 生水 義隼3
14内野手 粂 竜太3
15内野手 奥村 真大 1
16内野手 三谷 悠馬 3
17外野手 藤井 竜大 3
18投手 川谷 優真 2
龍谷大平安硬式野球部応援サイト全国高校野球選手権大会
'18/8/111回戦 鳥取城北
(鳥取)
3-2
'18/8/152回戦 八戸学院光星
(青森)
14-1
'18/8/173回戦 日大三
(西東京)
3-4

 

代表チーム紹介
「平安、最高だぜー」
夏のあとがき
「笑顔と涙のベストピッチング」

全国高校野球選手権大会 2018年(平成30年)

2018/8/11 1回戦
甲子園球場
vs 鳥取城北(鳥取)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
鳥取城北 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 8 1
龍谷大平安 1 0 0 1 0 0 0 0 1x 3 7 0
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞記事①
  5. 新聞記事②
  6. 新聞記事③
◎バッテリー
【龍谷大平安】:小寺、北村―田島
【鳥取城北】:難波―山下
▼三塁打
松本(平)吉田(鳥)

写真提供:ryuheian
※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安
(9) 水谷 3 1 0
(7) 安井 3 2 1
(8) 松本 4 1 1
(6) 松田 4 0 0
(5) 馬場 2 1 0
(2) 田島 2 0 0
(3) 佐野 3 1 0
1 北村智 1 0 0
(1)・3 小寺 3 1 1
(4) 北村涼 3 0 0
H 生水 1 0 0
鳥取城北
(7) 吉田 4 2 1
(6) 河野 3 0 0
(8) 片山 4 0 0
(3) 山田 4 1 0
(4) 藤原 4 1 0
(5) 忍海部 3 0 0
(9) 垣内 4 2 0
(1) 難波 4 0 0
(2) 山下 3 2 1


龍谷大平安
29 7 3 5 6 3 1 9 4 0
鳥取城北
33 8 2 8 2 0 1 6 0 1
原田監督100回大会100勝に感涙「絶対やってやろうと思っていた」
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安は2―2の9回2死三塁で安井が左翼線に安打を放ってサヨナラ勝ち。劇的な勝利で節目の甲子園春夏通算100勝目に到達し、原田監督はその瞬間ベンチでバンザイ。試合後のインタビューでは何度も声を詰まらせ、涙をぬぐった。
 「本当にうれしかった。よく打ってくれた。絶対やってやろうと思っていたんです、100回大会で100勝。選手がよくやってくれました」と感極まった表情で話した指揮官。序盤に2点を先行しながら8回に先発・小寺がつかまって試合を振り出しに戻され、9回の土壇場で2番・安井が殊勲の一打。「(同点とされて)僕はドキドキドキドキしたんですけど、本当に選手がよくやってくれた」と教え子たちを称えた。
 夏の甲子園の勝利は2012年以来6年ぶり。2回戦では、第2試合の明石商(西兵庫)―八戸学院光星(青森)の勝者と対戦するが、「これに集中してきたので次のことは考えられない。本当によくやってくれた」と興奮冷めやらぬ表情だった。
【スポニチ】(2018/08/11)

写真:アルプスに駆け寄る平安ナイン
写真提供:ryuheian
※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安が100勝達成 OB衣笠祥雄さんに捧げる1勝 原田監督男泣き
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  第100回全国高校野球選手権大会第7日は11日、甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり出場の龍谷大平安(京都)が3年ぶり出場の鳥取城北に3-2でサヨナラ勝ちし、2回戦に進んだ。龍谷大平安は甲子園大会通算100勝目。
 龍谷大平安は、したたかさとしぶとさでサヨナラ勝ちに持ち込んだ。
 八回に同点に追い付かれ、2-2の九回。2死走者なしから、1番打者の水谷が四球を選ぶ。ベンチからのサインはなく、「自分が流れを変えてやろうと思った」。巧みなスタートで2球目で二盗し、5球目ですかさず三塁を陥れた。
 打者の安井は、冷静に機を見ていた。フルカウントから直球を振り抜き、左前適時打で試合を決めた。「平安のプライドを出そうと思った」と胸を張った。
 1908年に創部した野球部は、これで春夏合わせて74度目の出場で、甲子園通算100勝を達成。100回大会で記念すべき1勝を飾った。1993年に母校の監督に就任し、自らを「平安ファン」と公言する原田監督は「本当に勝ちたかった…。(平安は)強くないとあかん、という気持ちでやってきた」と号泣した。
 チームは特別な思いを持って試合に臨んだ。同校OBで、プロ野球・広島で活躍した衣笠祥雄さんが4月に亡くなった。あこがれの「鉄人」に捧ぐ1勝にもなった。
 「これまでも逆境や重圧をはね返してきた」と指揮官。自信を深めた古豪が、力強い一歩を踏み出した。
【サンケイスポーツ】(2018/08/11)

写真:甲子園100回目の校歌斉唱
写真提供:ryuheian
※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安、100回大会で決めた史上2校目春夏100勝
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  名門・龍谷大平安(京都)が、劇的なサヨナラ勝ちで史上2校目の春夏通算100勝を達成した。8回に2点を追いつかれたが、9回2死三塁から安井大貴左翼手(3年)が左翼線に適時打。原田英彦監督(58)は男泣きにくれた。報徳学園(東兵庫)は、巨人も上位にリストアップしているドラフト1位候補の1番・小園海斗遊撃手(3年)が大会タイ記録の1試合3二塁打を放ち、いずれも生還。全3得点を記録する大活躍で聖光学院(福島)との接戦を制し、8年ぶり初戦突破と16強入りを決めた。

 打球が左翼線の内側で弾んだ瞬間、龍谷大平安の原田監督はもう大きな目を潤ませていた。9回2死三塁、安井がサヨナラ打を放った。「自分のエラーで同点にされた。絶対に決めてやると思っていました」。史上2校目の甲子園通算100勝をたぐり寄せたヒーローもまた、泣いていた。

 1点リードの8回1死一塁で、安井は左翼への飛球の目測を誤り(記録は三塁打)、同点とされた。ミスを帳消しにする一打に、指揮官は「本当にうれしかった。そんなに気持ちの強くない子なんですけどね」とまた涙。「100回大会で100勝」を合言葉に挑んだ夏。先輩たちが汗を流してきた聖地で、ナインたちは確実に成長していた。

 京都で生まれ育った原田監督にとって、「平安」は幼い頃からのあこがれだった。小学校の同級生で作ったチームの名前は「京都平安」。Tシャツにマジックで「HEIAN」と描き、仲間と走り回った。2008年に校名変更した際は、ユニホームの胸に「龍谷大学」の文字を入れることを拒否。最終的には左袖にロゴが入ったが、大好きなチームの伝統を守り続けようとした。

 1993年の監督就任以降、誰よりも歴史の重みを感じてきた。甲子園出場を逃せばバスを取り囲まれ、OBから厳しい言葉を浴びせられた。アルプス席から「原田、もう辞めろ!」というヤジに応戦したこともある。「ずっとこれ(100勝)に集中してやってきた。今はあんまり次のことは考えたくないです」と本音をのぞかせた。

 京都200勝M2 4月に亡くなったOBの元広島・衣笠祥雄さん(享年71)と昨年11月に撮ったツーショット写真は、お守り代わりに持ち歩いている。「(京都に)帰ってから報告します。『よかったな』と笑っておられるでしょう」と声を震わせた。

 試合後の一塁側アルプス席前では、京都大会から恒例となった“勝利の儀式”を敢行した。「お前たち最高だぜ~」と原田監督が叫ぶと、選手も観客も一体となり「ウォー!」と声を張り上げた。節目の勝利を達成し、京都勢の通算200勝まであと2勝。龍谷大平安が、この夏の主役も奪いにいく。

【スポーツ報知】(2018/08/12)

写真:アルプス前で「お前たち最高だぜ!!」
写真提供:ryuheian
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2018/8/15 2回戦
甲子園球場
vs 八戸学院光星(青森)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
龍谷大平安 0 3 3 0 0 0 2 2 4 14 17 1
八戸学院光星 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 5 2
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞記事①
  5. 新聞記事②
  6. 新聞記事③
◎バッテリー
【龍谷大平安】:小寺―田島
【八戸学院光星】:福山、成田、中村―秋山
▼二塁打
安井、水谷(平)

写真提供:ryuheian
※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安
(9) 水谷 5 1 1
(7) 安井 6 4 3
(8) 松本 6 2 0
(6) 松田 4 3 1
(5) 馬場 3 2 2
(2) 田島 3 1 2
(3) 佐野 5 1 1
(1) 小寺 5 3 3
(4) 北村涼 3 0 1
八戸学院光星
(4) 近藤 4 1 0
(6) 武岡 2 0 0
H 松谷 1 0 0
6 伊藤 0 0 0
(8) 長南 2 0 0
(7) 3 0 0
7 北林 0 0 0
(5) 下山 2 0 0
H 吉田 1 0 0
(9) 矢野 3 2 0
R 島袋 0 0 0
(3) 但井 4 1 1
(2) 秋山 3 0 0
(1) 福山 1 0 0
1 成田 1 1 0
H 豊田 1 0 0
1 中村 0 0 0


龍谷大平安
29 17 14 3 3 4 2 7 1 1
八戸学院光星
33 5 1 6 5 1 0 6 0 2
龍谷大平安15年ぶり16強、京都勢夏120勝
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  1回戦の勝利で夏100勝に到達した龍谷大平安(京都)は17安打14得点の猛攻で八戸学院光星(青森)を下し、03年以来15年ぶりベスト16入りを果たした。これで京都勢夏120勝目となった。
 龍谷大平安は2回に野選や小寺智也投手(3年)の適時打などで3点を先制。八戸学院光星は失点直後の2回に但井(たい)智哉内野手(3年)のタイムリーで1点を返した。3回に龍谷大平安は主将の松田憲之朗内野手(3年)と田島光祐捕手(3年)の適時打でリードを5点に広げた。7回以降に8点を追加し、試合を決定づけた。
 八戸学院光星の青森県勢春夏通じて60勝目はならなかった。
 龍谷大平安は17日の第4試合で8強入りを懸けて次戦日大三(西東京)と対戦する。
【日刊スポーツ】(2018/08/15)

写真:スタンドへ駆け寄る平安ナイン
写真提供:ryuheian
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龍谷大平安、17安打14得点の猛打ショー 夏15年ぶり3回戦進出
龍谷大平安硬式野球部応援サイト   第100回全国高校野球選手権・2回戦、龍谷大平安14-1八戸学院光星」(15日、甲子園球場)
 龍谷大平安(京都)が、夏は15年ぶりとなる3回戦進出。17安打で14得点を奪う猛打ショーを演じた。
 三回、相手の守備の乱れを見逃さず、小寺の適時打などで3点を先取。三回には4番・松田憲之朗内野手(3年)の適時打など、5安打を集中して3点を加えた。七、八、九回にもそれぞれ2点ずつを加え、突き放した。
 エース・小寺智也投手(3年)は、1失点完投勝利。140キロ台中盤の直球と切れのある変化球をコーナーに投げ分け、強力打線のタイミングを外し続けた。
 初戦の鳥取城北(鳥取)戦で、春夏通算100勝目。さらに1勝を上積みし、03年以来の16強入りを果たした。3回戦では、日大三(西東京)と対戦する。
 八戸学院光星(青森)はエース・福山優希投手(3年)が、三回途中6失点で降板。打線も振るわず、4年ぶりの3回戦進出はならなかった。
【デイリースポーツ】(2018/08/15)

写真:八戸学院光星の攻撃を寄せ付けなかったエース小寺
写真提供:ryuheian
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龍谷大平安が圧倒 京都勢200勝まであと1勝
龍谷大平安硬式野球部応援サイト    龍谷大平安の甲子園での2戦目は14―1。強打で八戸学院光星(青森)を圧倒し、16強入りした。これで春夏の甲子園で通算101勝となり、京都勢の全国大会200勝まであと1勝に迫った。次戦は17日。第4試合で日大三(西東京)と対戦する。

 二回表にチーム初安打を放ったのは、4番の松田憲之朗(けんしろう)主将だった。初戦は4打数で安打なし。力んでいた。「余裕をもって初球から振ろう」。初打席に立つ前、そう決めていた。スライダーを振り抜き、鋭い当たりが左前に転がった。

 待っていた182センチ、84キロの主砲の一打。チームは勢いづいた。

 13日の打撃練習。原田英彦監督の目に、伏し目がちになる松田君が映った。「こんなところまできて、なにしてんねん。笑ろうて打ってみい」。顔もこわばっている。感情を表に出さない特撮ヒーローにたとえ、「それではジャイアントロボや。笑え」と諭された。笑顔はひきつっていた。

 知らず知らずのうちに甲子園の大舞台を重圧に感じていた。もっと余裕をもたないといけないと思った。

 この日は4打数3安打1打点。二回裏、鋭い打球をバックハンドで捕球。体を反転させながら二塁に送球し、アウトにした。

 監督は「二回は会心の安打。あれでぼくもチームもホッとした。今日は松田の活躍が一番うれしかった」とねぎらった。

 「まず一歩進めてよかった」と松田君。ようやく満面の笑みがこぼれた。

【朝日新聞】(2018/08/15)

写真:4打数3安打1打点と大暴れした松田主将
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2018/8/17 3回戦
甲子園球場
vs 日大三(西東京)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
龍谷大平安 0 0 0 0 2 0 1 0 0 3 4 3
日大三 0 0 2 0 0 1 0 1 x 4 10 0
  1. 試合詳細
  2. フォト
  3. メンバー成績
  4. 新聞記事①
  5. 新聞記事②
  6. 新聞記事③
◎バッテリー
【龍谷大平安】:小寺―田島
【日大三】:広沢、河村―佐藤英
▼本塁打
金子(日)
▼三塁打
木代、佐藤英、日置(日)
▼二塁打
中村(日)

写真提供:ryuheian
※写真の無断複写・転載は固くお断りします。
龍谷大平安
(9) 水谷 3 0 0
(7) 安井 3 0 0
(8) 松本 3 0 0
(6) 松田 2 1 0
(5) 馬場 2 0 0
(2) 田島 3 1 0
(3) 佐野 2 0 1
H 奥村 1 0 0
(1) 小寺 4 1 1
(4) 北村涼 2 0 0
H 生水 1 1 1
R・4 0 0 0
H 藤井 1 0 0
日大三
(5) 金子 4 2 2
(4) 木代 5 1 0
(6) 日置 4 2 1
(9) 大塚 4 0 0
(8) 中村 4 2 0
(7) 小沢 4 0 0
7 高木 0 0 0
(3) 佐藤コ 1 0 0
H・3 飯村 3 2 0
(2) 佐藤英 2 1 1
(1) 広沢 2 0 0
1 河村 2 0 0


龍谷大平安
27 4 3 6 7 2 1 6 0 3
日大三
35 10 4 9 3 0 0 10 1 0
龍谷大平安の原田監督 涙止まらず 通算100勝のナインに「本当によくやってくれた」
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安(京都)は、2度同点に追いつきながらも八回に勝ち越し点を奪われ、2011年以来の8強入りを逃した。
 原田英彦監督は「去年の秋から考えると、みんな必死にやってくれて、重圧に耐えて耐えて(甲子園通算)100勝も達成してくれた。これ以上ない。よくやってくれた。本当によくやってくれた」と、声を震わせて涙を何度もタオルでぬぐった。
 さらに「この(100回)大会に集中してやってきたから、彼らを労う気持ちが強い。OBとして、連れてきてくれてすごくありがたい」と、100回大会での通算100勝を挙げたナインに感謝した。
 京都勢春夏通算200勝は逃したが、「負けて悔しいけど、本当にこいつらはよくやった。負けた後にそう言いました。みんな泣いていたけど本当によくやりました。少しでも長く付き合いたかった。寂しいですね」と涙が止まらなかった。
【デイリースポーツ】(2018/08/17)

写真:奮闘したエース小寺を労う原田監督
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龍谷大平安、「甲子園102勝」はならず 守備の乱れで散る
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  第100回全国高校野球選手権大会第13日の17日、第4試合で日大三(西東京)は龍谷大平安(京都)に4-3で競り勝った。
 龍谷大平安は八回の守備の乱れに泣き、甲子園102勝目はならなかった。痛恨の押し出し四球を与えたエース小寺は「とにかく抑えるしかないという気持ちだったけど、悔しい」と声を振り絞った。
 八回、日大三の先頭打者の中村の打球を、西日と微妙に変化する風の影響で左翼手の安井が捕球しきれず二塁打とされる。その後は連続三振で2死としたものの、一塁手佐野の失策も絡んで満塁のピンチに。続く金子に小寺が投じた8球目は指に引っ掛かって右肩に当たり、これが決勝点となった。
 悲願の甲子園100勝を目標に掲げて挑んだ今大会。初戦でサヨナラ勝ちを収めて達成し、続く八戸学院光星(青森)戦は14-1の圧勝。押せ押せムードだったが、この日は好調の打線に勝ち越しの1本が出なかった。原田監督は「ここに来て引いてしまったのが残念。ただ、重圧に耐えて100勝を達成してくれた」と声を詰まらせ、選手たちをねぎらった。
 
【産経スポーツ】(2018/08/17)

写真:7回同点タイムリーを放ち叫ぶ生水選手
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龍谷大平安・原田監督「攻めた」押し出し小寺称える
龍谷大平安硬式野球部応援サイト  龍谷大平安(京都)が17年ぶりの8強進出を逃した。
エース小寺智也(3年)は3回にソロ本塁打などで2点を先制されたものの、粘り強い投球で10安打4失点。
8回裏に佐野夢人一塁手(3年)の失策絡みで2死満塁のピンチを迎え、痛恨の押し出し死球で決勝点を許した。打線は7四死球などでチャンスを作ったが、日大三の継投に4安打に封じられ、同点に2度追いつくのが精いっぱいだった。
 原田英彦監督は「小寺は本当にエースの意地を見せてくれた。(死球は)内角を攻めた結果です」と話した。プレッシャーを乗り越え、100回大会で同校の春夏通算甲子園100勝を達成したナインを「これ以上ない。本当によくやった。ねぎらう気持ちしかないです」とたたえた。
 ただし、8回の佐野一塁手の失策だけは残念でならない様子。「ずっと攻めてきたのに、最後に引いてしまった。弱気の虫が出ましたね。彼はまだ長く野球をやっていくから、反省して、この経験を生かしてほしいです」と言い、涙をこらえた。

【日刊スポーツ】(2018/08/17)

写真:「お前たち、最高だったぜー」初めて過去形になった合言葉
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