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全国高校野球選手権大会 1966年(昭和41年)

龍谷大平安硬式野球部応援サイト全国高校野球選手権大会 ベスト8
'66/8/121回戦花巻北
(岩手)
9-0
'66/8/192回戦三重
(三重)
7-2
'66/8/21準々決勝報徳学園
(兵庫)
0-1

全国高校野球選手権大会 1966年(昭和41年)

1966/8/12 1回戦
甲子園球場
vs 花巻北(岩手)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
平安 2 0 2 0 2 2 0 1 0 9 13 0
花巻北 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 -
平安:門野、池田―畑矢、近藤
花巻北:千田―?
本塁打:藤本(平)

1966/8/12 2回戦
甲子園球場
vs 三重(三重)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
三重 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 7 2
平安 1 1 0 0 0 3 1 1 x 7 14 0
三重:水谷、榎本―菊田
平安:門野、池田―畑矢、近藤
本塁打:藤本(平)

平安打線また爆発
平安と三重、さすがに鍛え抜かれたチームだけあって技ではまったく互角だった。門野と水谷孝の球威、打球に対する野手の出足、中継プレー、いずれをとっても差はなかった。しかし、ただ一つ三重より平安が勝っていたのは筆では表現のしようがない”伝統の重み”であった。それは、ほんの一例に過ぎないが、大切な場面で基本通りの動きができるかどうかの差であり、また勝負根性まる出しの門野と、今一つ厳しさの感じられない水谷の投球に出たのではなかろうか。
三重は一回、山本、水谷の四死球で一死一、二塁と門野の立ち上がりを苦しめた。このピンチ、門野は動ぜず「打てるなら打ってみろ」とばかり、力で中心打者の高橋を三振に、水谷を中飛に打ちとった。その裏、平安は二死から大会屈指の強打者江島が水谷の速球を逆らわずに右中間へ強打、一気に二進した。このとき、三重の内外野陣は鋭い動きを巧みな中継をしたが、遊撃手の多賀が、あせって三塁へ悪送球。ボールはスタンドにはいって江島は二つの塁を与えられ拾いものの先取点をあげた。水谷は呆然とマウンドに立っていたが、基本通り三塁ベースカバーにはいっていたら、この失点は防げたはずである。
平安は二回、安打の杉政を荒木の巧打で迎え入れ2点目を奪うと、あとはカサにかかって攻め立て、六回は門野の右中間三塁打など3安打と死球で3点を叩き出して勝負をつけた。
【朝日新聞】

1966/8/21 準々決勝
甲子園球場
vs 報徳学園(兵庫)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
平安 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0
報徳学園 0 0 0 0 0 0 1 0 x 1 5 0
平安:門野―畑矢
報徳学園:前田―荒武